関節可動域の測定要領として、以下の測定方法があげられます。
・上肢
部 位 名 |
運動方向 |
参考可動域角度 |
基本軸 |
移動軸 |
測定肢位および注意点 |
肩 ・ 肩 甲 帯 の 動 き を 含 む |
屈曲(前方拳上) |
180 |
肩峰を通る床への垂直線(立位または座位) |
上腕骨 |
前腕は中間位とします。 大幹が動かないように固定します。 せき柱が前後屈しないように注意します。 |
伸展(後方 拳上) |
50 |
||||
外転(側方拳上) |
180 |
肩峰を通る床への垂直線(立位または座位) |
上腕骨 |
大幹の側屈が起こらないように90度以上になったら前腕を回外することを原則とします。 |
|
内転
|
0 |
||||
外旋
|
60 |
ひじを通る前額面への垂直線 |
尺骨 |
上腕を大幹に接して、ひじ関節を前方90度に屈曲した肢位で行います。 前腕は中間位とします。 |
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内線 |
80 |
||||
ひ じ |
屈曲 |
145 |
上腕骨 |
橈骨 |
前腕は回外位とします。 |
伸展 |
5 |
||||
前 腕 |
回内 |
90 |
上腕骨 |
手指を伸展した手掌面 |
肩の回旋が入らないように肘を90度に屈曲します。 |
回外 |
90 |
部位名 |
運動方向 |
参考可動域角度 |
基本軸 |
移動軸 |
測定肢位及び注意点 |
手 |
屈曲 (掌屈) |
90 |
橈骨 |
第2中手骨 |
前腕は中間位とします。 |
伸展 (背屈) |
70 |
||||
橈屈 |
25 |
前腕の中央線 |
第3中手骨 |
前腕を回内位で行います。 |
|
尺屈 |
55 |
以上
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