関節可動域の測定要領として、以下の測定方法があげられます。
・下肢
部位名 |
運動方向 |
参考可動域角度 |
基本軸 |
移動軸 |
測定肢位および注意点 |
股 |
屈曲 |
125 |
体幹と平行な線 |
大腿骨(大転子と大腿骨外顆の中心を結ぶ線) |
骨盤とせき柱を十分に固定します。屈曲は背臥位、膝屈曲位で行います。伸展は腹臥位、膝伸展位で行います。 |
伸展 |
15 |
||||
外転 |
45 |
両側の上前腸骨棘を結ぶ線への垂直線 |
大腿骨中央線(上前腸骨棘より膝蓋骨中心を結ぶ線) |
背臥位で骨盤を固定します。下肢は外旋しないようにします。内転の場合は、反対側の下肢を屈曲拳上してその下を通して内転させます。 |
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内転 |
20 |
||||
外旋 |
45 |
ひざ蓋骨より下した垂直線 |
下腿骨中央線(膝蓋骨中心より足関節内外果中央を結ぶ線) |
背臥位で、股関節とひざ関節を90度屈曲位にして行います。骨盤の代償を少なくします。 |
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内旋 |
45 |
||||
ひざ |
屈曲 |
130 |
大腿骨 |
腓骨 (腓骨頭と外果を結ぶ線) |
屈曲は股関節を屈曲位で行います。 |
伸展 |
0 |
||||
足 |
屈曲 (底屈) |
45 |
腓骨への垂直線 |
第5中足骨 |
ひざ関節を屈曲位で行います。 |
伸展 (背屈) |
20 |
以上
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