胸腹部臓器の障害／泌尿器の後遺障害（１）

・腎臓の障害

　腎臓の障害に関する障害等級は、腎臓の亡失の有無、及び糸球体濾過値

（以下「ＧＦＲ」という）による腎機能の低下の程度により認定すること

になります。

 

（ア）腎臓を失っていないもの

　（ａ）ＧＦＲが３０ｍｌ／分を超え５０ｍｌ／分以下のものは、第９級

　　　の１１に該当します。

 

　（ｂ）ＧＦＲが５０ｍｌ／分を超え７０ｍｌ／分以下のものは、第１１

　　　級の１０に該当します。

 

　（ｃ）ＧＦＲが７０ｍｌ／分を超え９０ｍｌ／分以下のものは、第１３

　　　級の１１に該当します。

 

（イ）一側の腎臓を失ったもの

　（ａ）ＧＦＲが３０ｍｌ／分を超え５０ｍｌ／分以下のものは、第７級

　　　の５に該当します。

 

（ｂ）ＧＦＲが５０ｍｌ／分を超え７０ｍｌ／分以下のものは、第９級

　　の１１に該当します。

 

（ｃ）ＧＦＲが７０ｍｌ／分を超え９０ｍｌ／分以下のものは、第１１

　　級の１０に該当します。

 

（ｄ）（ａ）、（ｂ）、及び（ｃ）のいずれにも該当しないものは、

　　第１３級の１１に該当します。　　

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・後遺障害／胸腹部臓器の障害

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・胸腹部臓器の障害／小腸、大腸の障害

・胸腹部臓器の障害／肝臓、その他の障害

・胸腹部臓器の障害／併合と準用