・肺挫傷(はいざしょう)
肺挫傷とは、胸部に圧迫や衝撃を受けて肺が損傷し、肺に出血や血腫ができた状態のことをいいます。
交通事故などによる外傷により、肺挫傷が認められるケースがあります。
また、肋骨骨折や血胸、その他の内蔵の損傷等を併発している可能性があります。
軽度の肺挫傷であれば、多くが無症状で、気づかないまま治癒することもあります。
通常は、呼吸困難、血痰や胸痛、チアノーゼ等があり、重度の場合には、低酸素血症により意識低下や血圧低下に至ることもあります。
また、急性呼吸不全を起こし、死に至ることもあります。
・検査
動脈血酸素分圧、動脈血炭酸ガス分圧、運動負荷試験の結果などの検査が必要です。
また、胸部レントゲン撮影・胸部CTスキャンの画像診断も必要です。
・治療
主に、安静臥床や、肺理学療法等が行われます。
一方で、酸素吸入を行っても低酸素血症が改善しない場合には、気管挿管を行った上で人工呼吸管理が行われます
・後遺障害等級(可能性)
第7級5 胸腹部臓器の機能に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することができないもの
第11級10 胸腹部臓器の機能に障害を残し、労務の遂行に相当な程度の支障があるもの
第14級9 局部に神経症状を残すもの
以上
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