動眼神経麻痺

・動眼神経麻痺（どうがんしんけいまひ）

 

　動眼神経とは脳神経の一つです。
　動眼神経麻痺により、眼瞼下垂や眼球運動障害、複視などが生じます。
　脳動脈瘤や脳腫瘍等による脳の血管・脳神経の異常の他、交通事故などによる

外傷が原因で生じることがあります。

 

・治療等
　
　動眼神経麻痺の原因となっている病気を治すことが重要です。
　また、症状に応じて、視線のずれを補正したり、眼帯やレンズを使って矯正する

等の治療が行われます。

　さらには、症状によっては、手術が行われることもあります。

 

・後遺障害等級（可能性）

　第１１級１　両眼の眼球に著しい調節機能障害又は運動障害を残すもの
　第１１級２　両眼のまぶたに著しい運動障害を残すもの
　第１２級１　１眼の眼球に著しい調節機能障害又は運動障害を残すもの
　第１２級２　１眼のまぶたに著しい運動障害を残すもの
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上