外傷性白内障

・外傷性白内障(がいしょうせいはくないしょう)

 外傷性白内障とは、眼に外傷を受け、水晶体やその周辺組織が損傷することで発症する白内障のことをいいます。

 主に、鈍的外傷や、穿孔性外傷(あながあくこと)が原因で生じます。
 症状として、視力の低下等がみられます。

 自覚症状がすぐにあらわれないこともあり、受傷後長期間を経て、症状があらわれるケースもあります。

 

・治療等
 手術が行われます(外傷の程度等により、最適な方法が選択されます。)。

 

・後遺障害等級(可能性)

 第11級1  両眼の眼球に著しい調節機能障害又は運動障害を残すもの
 第12級1  1眼の眼球に著しい調節機能障害又は運動障害を残すもの
 第13級1  1眼の視力が0.6以下になったもの
 第14級準用 1眼の瞳孔の対抗反射はあるが不十分であり、羞明を訴え労働に支障をきたすもの
                            以上

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